突然のトラブルに備えるリスク管理

どれだけ完璧な計画を立てても、プロジェクトにトラブルはつきものです。

メンバーの急な離脱、予期せぬ仕様変更、技術的な問題など不測の事態は必ず発生します。

優れたPMはトラブルが起こることを前提に、事前に対策を講じます。

リスク管理の一つは、プロジェクトの開始前に起こり得るリスクを可能な限り洗い出すことです。

問題が起きたらどうなるか、チームメンバーと意見を出し合いさまざまな可能性を想像します。

この作業を行うことで、漠然とした不安が具体的な課題として可視化されるのです。

次に、洗い出したリスクに対して対策を考えます。

リスク回避の予防策と、リスクが現実になってしまった場合の対応策の両方を準備します。

たとえば、メンバーの離脱リスクには、業務内容を複数のメンバーで共有しておく予防策が挙げられるでしょう。

実際に離脱者が出た場合に備え、外部の協力会社に作業を依頼する対応策もあらかじめ検討しておきます。

万が一に予期せぬ問題解決に直面した場合は、冷静な判断が必要です。

まずは慌てずに状況を正確に把握し、原因を分析します。

そして、考えられる解決策をいくつか挙げ、それぞれのメリットとデメリットを比較検討したうえで最善策を決定します。

トラブルは、プロジェクトにとって大きな危機です。

しかし、危機を乗り越えることでチームの結束力が高まり、新たなノウハウが蓄積される側面もあります。

トラブルを恐れるのではなく、備えて対処する力こそがPMに求められる能力です。