どんなに優秀なメンバーが集まっても、しっかりした計画がなければプロジェクトは成功しません。
行き先も地図も持たずに航海に出るようなもので、必ずどこかで座礁してしまいます。
プロジェクトにおける計画とは、ゴールまでの道のりを描いた設計図であり、チーム全員が共有する道しるべです。
最初のステップでどれだけ具体的に、かつ現実的に計画を立てられるかがプロジェクトの運命を大きく左右します。
プロジェクト計画の骨格となるのは、何をいつまでにいくらで作るのかという三つの要素です。
まずプロジェクトの範囲を明確に定義し、何を作り何を作らないのかを全員で合意します。
次に成果物を完成させるまでの各工程を洗い出し、現実的なスケジュールを組み立てます。
そして、必要な人員や機材などを考慮し、全体の予算を算出すのです。
この三つは互いに密接に関係しており、スケジュールを短縮しようとすれば人員増で予算が増えるなど影響が出ます。
このバランスをうまく取ることが、計画段階での腕の見せ所でしょう。
また、どれだけスケジュール通りに予算内で完成させても、成果物が要求された品質を満たしていなければそのプロジェクトは失敗です。
どのような状態なら完成と言えるのか、具体的な基準を事前に決めておく必要があります。
プロジェクトが進む中で、予期せぬ問題や状況の変化は必ず起こります。
その際には当初の計画に固執するのではなく、状況に合わせて柔軟に計画を見直し、軌道修正していく判断力が求められるでしょう。